投資系商材を検証

    私が購入した投資系商材などを検証・評価します。今のところFXに関するものがメインです。

    「金融のプロによる海外FX比較【非営利】」のサイトについて

    (2016/03/05)
    当ブログでリンクを貼っている「金融のプロによる海外FX比較【非営利】」のサイトに関して、知り合いの方から「相談したいと思うがどうか」との問い合わせを受けたので、この機会に注意喚起しておきたいと思います。

    このサイトは投資被害防止のために有益な情報をボランティアで提供しており、その点では良いと思います。運営者も非営利で活動を行っており、信用に足ると思われる方なので相談してみても良いと思います。

    ただ、このサイトの活動を他の人に紹介するときには注意が必要です。というのは、サイト名と相まって、「単なる業者の信用低下、信用不安など」と「明確な詐欺行為」を区別していないように見えるのですよね。このサイトの運営の仕方ですと、「詐欺」でない行為、「詐欺」をしていない主体についてまで、「詐欺」と断じてしまうことにより、民事上の責任(不法行為責任など)、刑事上の責任(信用棄損罪、名誉棄損罪など)を追及される法的リスクをはらんでおり、法律をたしなんでいる者としてはもろ手を挙げて賛同できない点があるのです。金融のプロさんは現地の法律のプロに意見聞いているのですかね…。

    たまにこのサイトのことを広くシェアしている方がいらっしゃるのですが、

    ( ̄~ ̄;)ちゃんと法的責任を負う恐れがあることを考えているのかなあ…拡散しているあなたも責任を負うかもしれないからね? 私だったらシェアという形ではなく、自分で独自に調べたうえで記事を書くかなあ…そもそもシェアしないのが法的責任回避のためには良いと思うけど…

    と心配になります。

    このサイトの名称が「投資詐欺撲滅、投資被害防止活動」というように詐欺とそうでない行為を明確に区別する名称であり、運営面でも詐欺と信用不安等を区別する内容であればもう少し広くシェアするのですが。

    法律上の「詐欺」と言えるためには、その業者そのもの、もしくは業者顧客間に適用される法律を定めている国において、民事法、刑事法上定められている「詐欺」の要件に当たる必要があります。

    他の国でも大きくは変わらないと思うので、日本の民法について紹介しておくと、日本では、民法における「詐欺」(民法96条1項)とは、人を「欺いて」「錯誤に陥らせる」ことを言います。「欺く」というのは単に人をだますことではなく、社会通念上容認できる程度を超えた違法な欺罔行為である必要があるのですよね。また、「錯誤」とは、内心と表示の不一致に気づいておらず、その不一致がなければ法律行為をしなかったであろうと考えられる場合すべてを言うのではなく、その錯誤が法律行為の「要素」、具体的には、取引通念に照らして錯誤がなければ意思表示をしなかったであろう程の重要部分についてのものであることが必要とされます。

    例えば、あるFX業者が規制が厳格化された国内での登録で商売できなくなった場合に、規制が少ない他の国に登録を移した件について言えば、国内で商売ができなくなった結果国外に登録を移すこと自体は、登録がなくなった結果、顧客の口座を即時閉鎖することによる混乱を防止する観点からは、社会通念上容認できない程度を超えた違法な行為とは言えないでしょう。登録を移すことによる業者破たん時の補償額の低減などは、顧客に経済的に不利益とはいえるものの、登録移管によりただちに資金を回収できなくなる不利益が顕在化するわけではないでしょうから、業者破たん時の補償は業者と顧客の間の契約の主要部分を占めるものではないのではないかと。なので、法律行為の「要素」に当たらないのではないかと。

    そして、「詐欺」という言葉を上記のように法律上の意味ととらえず、単に「だますこと」と広くとらえた場合であっても、この件に関しては、資金を集める段階では、もともとの国の金融業者の登録を受けて適法な金融業者として設立運営し、その営業として顧客から資金を預かっており、顧客からの出金請求にも応じていますし、また、登録移管についても適切に郵便やメール、ウェブページ上などで告知がされていれば顧客をだましたことにならないのではないかなあと。なので、

    ( ̄~ ̄;)いやいやいやいや…それそもそもだましてないじゃない。お客さんがだまされたと感じたとしても、それは業者の話を聞いていなかったお客さん側に帰責事由があるのではないかなあ…業者に告知義務があって適切な告知を欠いている場合など以外はどう転んでも「詐欺」ではない。結果として顧客が資金を取り戻せなかったら投資「被害」には当たると思うけど…。

    と私は思いました。

    金融のプロさんはフェイスブックにおいて当サイトの活動について、都合の悪い人や詐欺師たちは「いいね」や「シェア」できないだろとおっしゃっていますが、

    ( ̄~ ̄;)「踏み絵です」っていわれても、留保なしでシェアしたりしたら信用棄損罪や名誉棄損罪の共同正犯やほう助犯になってしまうかもしれんし、民事上の不法行為責任も負うかもしれないでしょ…ものすごい留保したうえでないとシェアするなんてリスクがあり過ぎて無理。素人にはとてもお勧めできません…。

    と思いますね。このことは詐欺師などがシェアしないと言い逃れするには十分な理由となるでしょう。

    とりあえず、このサイトを「踏み絵」とするには、少なくともこのサイトが詐欺とそうでない行為を明確に区別する必要があるかと。シェアする方は

    (^_^;)詐欺じゃないものも含まれているけど、被害を受けないようにするためには注意するといいかも

    と、詐欺でないものも含まれる旨の留保をつけることをお勧めします。

    以上、参考になりましたら幸いです。


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